イノトン🚃鉄道ブログ‼

毎週、日曜日の19時に投稿します。内容は、鉄道路線見どころ紹介です。のちに、鉄道の講座をしようと思ってます。

【鶴見線5⁄7】大川支線は超カオス路線(大川駅秘境探訪と武蔵白石の通過)

今日の記事について

どうもこんにちは、イノトンです!

今日は、鶴見線のどこを紹介するのかといいますと、 

大川支線という路線を紹介していきたいと思います。

なぜこの支線を紹介するのかといいますと、運行形態が非常にカオスだからです。

なぜカオスなのか、またどうしてそうなのかなどを詳しくお伝えしていきたいと思います。

では本題に入りましょう。

目次

  • 武蔵白石駅を通過する大川支線
  • 驚異の本数の少なさとその運行実態
  • まとめ

今日はこの3本立てで

やっていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

武蔵白石駅を通過する大川支線

まず、大川支線がどういう路線なのか詳しく説明していきましょう。

 

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鶴見線の路線網

 

鶴見線はこんな路線網なんですが、大川支線は

安善から大川までの一駅間を結ぶ支線です。

しかーし!!

運賃計算上、この支線は、なんと安善駅から始まる支線ではないんです。

え、どういうこと?

地図でも見て分かるとおり、武蔵白石に入る直前に曲がってますね。

つまり、この支線は、運賃計算上は武蔵白石駅から始まる支線なんです。

なので、例として

大川駅→(鶴見線)→鶴見→(京浜東北線)→川崎→(南武線)→尻手→(南武線浜川崎支線)→浜川崎→(鶴見線)→武蔵白石

と行っても、

安善駅経由の武蔵白石

ではなく

大川駅の次の駅として扱われるんです。

こういうルートでも通った駅で止まってるのでルールには違反しません。

安善経由の武蔵白石駅だと、重複しているので運賃計算上アウトになります。

でも、言葉だけじゃ信じられませんよね。

ということで、どういう感じに通過しているのかちょっと分かりにくいですが写真に撮ってきました。

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左が本線と貨物線 右にあるのは大川支線

 本当直前で曲がってますね。

武蔵白石駅を通過すると言っても過言ではないでしょう。

ちなみに左に見える建物がズバリ武蔵白石駅なのですが、なんでこんな近いのにホームを作らないのか、そう疑問に思った人は少なくないと思います。

僕もはじめて知ったときはそうでしたね。

で、調べてみました。

すると、

なんとも2、30年前はホームがあったらしいんですね。

浅野駅みたいに少しだけ離れていたそうです。

僕が話すより引用の方が早いですね。

Wikipediaより引用させていただきました

かつては大川支線にもホームがあった。鶴見線本線から大川支線へのほぼ90度曲がる急カーブ上にあり、行き止まり式の3番線と通過可能な4番線が存在したが、3番線は17メートル車1両分しかなく、4番線も17メートル車2両分程度の長さしかなかった。また、鶴見線本線へ繋がる4番線でホームが支障し、車両限界の関係で20メートル車が通過できなかったため 、17メートル車のクモハ12形が長らく使用されていたが、当該系列は旧形国電であり老朽化が激しいなど問題が多かった。このため20メートル車の入線を可能にすべく、当駅の大川支線ホームを撤去することとなり、同時にクモハ12形は103系に置き換えられている 。なお、「カーブが急で20メートル車では曲がりきれないために、ホームを撤去しカーブを緩くした」という記述がよく見られるが、実際はホームが撤去されただけで、カーブ自体には手は加えられていない。そもそも、このようなホームになったのは、2番線ホームの後ろに川崎貨物駅から安善駅に向かう貨物線の線路があり、反対側も民有地が迫っていて拡張することができなかったためであり、それは現在も変わっていない。

 要約すると、

ホームが短い→長い車両が通れない→古い編成が短い車両を使う→車両老朽化→新型車両導入→停車不能→撤去

という流れでホームが廃止されていき、線路だけが残ったということ。

何度も言いますが運賃計算上ここが分岐駅となってます。

国鉄時代の車両が古くて使えない…

これをどうにかするために、このホームはなくなったというわけですね。

拡張しようとするとそこは私有地だし、どうしても拡張もできなかったそう。

こんなことを考えながら、旅をするともっと鉄道が面白くなります。

驚異の本数の少なさとその運行実態

大川支線の終点、大川駅

工場への通勤客で朝は電車が到着するたびに賑わいます。

さて、そんな大川駅ですが、

時刻表を見てみると、

平日は1日9本という驚愕の本数の少なさです。

土曜休日になると、1日3本ですよ。

笑っちゃいますよね。

なんでこんななのか説明すると、

この駅を使う人は通勤客と一部の鉄道ファンしかいません!

近くにある工場も他の駅に比べたらちょっと少ないし、そんな乗客がいないので、日中は0、他の時間帯も本数が極端に少ないんです。

大川行に乗った時は必ず大川で自分が乗ってきた電車で折り返すか武蔵白石駅まで歩きます。

まとめ

はい、ということで今日はいろいろカオスな鶴見線大川支線についてやっていきました。

1つ注意なんですが、

武蔵白石駅から歩いて10分で着きます

そして、

川崎駅から川27系統に乗って

日清製粉前」で下車すると大川駅に着きます。

電車でどうしてもいけない日中などは、これらの手を使ってみる手もいいかもしれません。

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ありがとうございました!

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